社会人になって、長い人はこう思っているのではないでしょうか?
『給料、上がらねぇな…』
というか、お給料が上がっているのに、手取りが増えた気がしない。
そういう人って多いと思うんだ。
なんでだと思う?
それは、社会保険料が関係している。
知ってた?
社会保険はどういうものかは、とりあえず一旦置いておこう。
でも社会保険料によって、我々の手取りが減っているんだ。
社会保険料とは
社会保険料とは、各種社会保険に対してかかる保険料のことです。
どういうものか?といいますと、
・健康保険
・年金保険
・介護保険(40歳以上)
この3つですね。
天引きされる
この3つをまとめて『社会保険料』として、お給料から『天引き』されるんですね。
自分の給与明細を一度見てくださいね。
『社会保険料』という欄があるかと思います。
お給料から、社会保険料、税金、なんやら引かれて、銀行口座に振り込まれる金額になるんですよね。
だから、ぶっちゃけ、社会保険料が天引きされていなければ、そこそこ貰えていると思うんですよ。
ボーナスからも引かれる
しかもこの社会保険料。昔はボーナスは対象外。
2003年度からボーナスに対してもかかるようになってきました。
どんどん日本人がビンボーになってきているのです。
ボーナスは、年に2回あったりします。
その度にいちいち計算されて、『このボーナスの社会保険料は、これだけね!天引きするね!』と(勝手に)天引きされるのです。
交通費
この社会保険料の計算。実は、交通費も含めて計算されるのです。
役付手当や勤務地手当、通勤手当なども標準報酬としてみなされて計算されるのです。
『通勤手当なんて、なんでそれも計算に含まれるんだよ!』
そう思うかもしれません。
実際、会社のオフィスに行って仕事をしないといけないのに、なんで、その交通費まで含まれて計算されてしまうのか?
本当に残念です。
他に天引きされるもの
社会保険料以外にもお給料から天引きされるものがあるのです。
税金
所得税・住民税ですね。
勝手に引かれてしまいます。
所得税の場合、払い過ぎていた所得税は『年末調整』で返ってきます。
コレをやり忘れたら、翌年2月に確定申告をしないといけないのですね。
住民税も天引きされます。
この住民税は、昨年度の住民税が天引きされているのです。
住民税は『後払い』
昨年度の分が、翌年、請求が来るのです。
会社関係のもの
会社によっては、その会社だけが天引きの対象になっているものがあったりします。
代表的なものが『退職金の積立て』ですね。
その他、労働組合費などがあったりします。
ある会社とない会社。
様々ですが、こういったものも天引きされます。
だから給料が増えた気がしない
会社関係のものは仕方ないとして、思ったよりも天引きされていると思いませんか?
というか、これは、『会社員』だから天引きされるんですよね。
と、いう言い方をすれば、『じゃあ、天引きされない人っているの?』ってなりますよね。
います。
それは、『自営業』の人ですね!
対策
対策の方法として、一言で言えば、『確定申告をしようね!』ってことなんだよね。
自営業の人は、年末調整なんてないから自分でなんでもしないといけない。自営業の人は確定申告をする。
でもそうやって、自分で申告している、自分で仕事をしているからこそ、会社員にはない魅力的なメリットもあるわけなんだ。
確定申告は、本来、国民全員がやらないといけないもの。でも『会社員』は『特別』に会社が代わりにやってくれているだけ。しかも『所得税』だけ。
自営業の人は誰もやってくれないというのはウソになる。税の専門、税理士さんにやってもらう人もいるけどね。でも、やってもらう、ということは税理士さんに対してお金を支払って代わりにやってもらっている、ということだ。
自分が有利になりたいのであれば、受け身じゃなくて、自分からどんどん動いて、情報を取ってきて、実行しないといけないんだよね。それが会社員にはない。
「楽だよねー」だけだったら、本当は自分はとてつもなく損しているかもしれないよ?
まとめ
社会保険料は会社員にあるもの。
もちろん、メリットもあれば、デメリットもある。
世の中、自営業の人だってたくさんいる。
だから、メリット、デメリットを考えて、今一度、自分の働き方を考えてみるのもいいね★
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