失業したら、生活が大変。失業手当が欲しいけど、普段の給料よりも少ない金額。やっぱり前の会社レベルの手取りは欲しいものだよね。
でも、
『早く仕事が決まればお祝い金貰えるじゃん♪』
そう思う人もいるだろう。でも、この再就職手当。貰うにもちゃんと条件があるんだ。
今回は、そのコトも踏まえて、転職活動をしていこうね★
再就職手当とは
再就職手当とは、基本手当の受給資格の決定を受けた後に早期に安定した職業に就き、又は事業を開始した場合に支給することにより、早期の再就職を促進するための制度です。
平たく言えば、早く就職先見つけたら、お祝い金あげるよ!という制度ですね!
こう言われたら、なんか欲しくなっちゃいますね。
でも、貰える条件はやっぱりあるのです。
条件
次の①~⑧までの要件を満たした場合に、再就職手当の支給を受けることができます。
① 就職日の前日までの失業の認定を受けた後の基本手当の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上あること
② 1年を超えて勤務することが確実であると認められること
③ 待期満了日以降の就職であること
④ 離職理由による給付制限を受けた場合は、待期満了後の1ヶ月間については、ハローワーク等または許可・届出のある職業紹介事業者等の紹介により就職したものであること
⑤ 離職前の事業主や、その関連事業主への再就職ではないこと
⑥ 就職日前3年以内の就職について、再就職手当または常用就職支度手当の支給を受けていないこと
⑦ 受給資格決定(求職申し込み)前から採用が内定していた事業主に雇用されたものではないこと
⑧ 原則として、雇用保険の被保険者資格要件を満たす条件での雇用であること
こうしてみると、結構もらうのに厳しいように感じますね。
特に④は気になるところではあります。
なぜなら、『ハローワーク等または許可・届出のある職業紹介事業者等の紹介により就職したものであること』という記載がありますね。
すなわち、ハローワークのパソコンで募集している会社に就職したものじゃないといけない、ということですね。
自分でどこかの転職サイトで見つけた会社だったら、この再就職手当はもらえない、ということになるのですね。
なんか、納得いかない気分です。
再就職手当の金額
再就職手当の金額もキチンと決められているんだよ。一律ではないんだよ!

人によって、前の会社で働いていたお給料など違うから、一概に『この金額だよ!』というのはわからないけど、一度今の自分の条件で当てはめて計算をしてみてもいいかもしれないね。
失業保険を貰えるまで就活しない
では、この再就職手当を貰わずに、貰えるだけ失業保険をもらえばいいじゃん♪って思う人も出てくるかもしれませんね。しっかり失業保険を貰った場合のコトで考えてみましょう。
最後まで失業保険もらったら?
別に、本当に就職が決まらない人もいます。失業保険を貰うのは悪いことではありません。でも、自分の生活のコトを考えるのであれば、早く就職できた方が良いに決まっていますよね!
でも、中には『今までずーっと働いてきたし、少しくらい失業保険を貰いながらゆっくりしてもいいよね★』と思う人もいます。
でも次、就職をする時、『なかなか就職しなかった言い訳』を考えなければいけません。就職活動で面接があるかと思います。その時、面接官は8割方聞いてくることでしょう。
『この期間、何していたの』と。
本音はダラダラしていたかった!かもしれませんが、面接官の納得いく理由を考えておきましょうね!
ブラック企業
さて、話は戻って、会社の話。
『ブラック企業』。
この会社で働いて、辞めた人もたくさんいるよね。
労働時間が長い、セクハラ・パワハラがある、サービス残業ばかり…。色んな『ブラック企業』があるよね。
私の経験でいえば、ハローワークの求人は8割方『ブラック企業』と思っている!
なぜか?
当たり前だけど、会社は求人を募集するのに『お金をかけたくない』わけだ。よくある『リクナビ』なんかのサイトはその求人を載せるのに高いお金を払わないといけない。
でも、ハローワークだとその料金がほぼかからない。掲載料が安いわけだ。
だから、ハローワークに募集をかける。
また今度、ブラック企業の見分け方を記事にするから待っててね★
まとめ
自分のキャリアのコトを考えたら、この再就職手当を貰わずにさっさと自分で次の就職先を決めたほうがいいと思うのだ。生活費の事もあるしね。もちろん、家賃や水道光熱費を考えたら、本当に早く仕事をした方がいいわけだ。
だから、ちょっとした『欲』に惑わされず、仕事を決めてしまおうね!
それでは、皆さま、ごっきげんよー★
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